レーシックに関するホットニュース

レーシック術後の視機能に関し、いわゆる裸眼遠方視力(眼鏡やコンタクトレンズなしに見える視力)だと、設定を正視(0ディオプター)にした場合は術前16ディオプター以内は、1.0以上の割合が1.0%です。 6〜19ディオプターでは90%、19〜12ディオプターでは80%、12ディオプター以上でも60%以上は裸眼視力1.0以上あります。

術後の屈折度数は±0.25ディオプター以内が68%、±0.5ディオプター以内89%、±1.0ディオプター以内97%です。 つまり、全症例で1ディオプターを超える症例はわずか3%で、いずれも、術前112ディオプター以上の高度近視のみです。
ですから、現在のレーシックの技術はいかに正確に、ピッタリ度数を合わせることができるかを物語っています。 つまり、日本眼科学会が決めた、1.0ディオプター以内であれば、ほぼ1.00%±0.5ディオプター以内に設定でき、裸眼視力も1.0以上が期待できるわけです。
これは、手術をはじめる前には、思いもつかなかった好成績です。 また、矯正視力(眼鏡やコンタクトレンズを使用した最高視力)は術前平均一.6、術後1ヵ月1.6、3ヵ月1.6、6ヵ月1.6、1年1.6と変化なく良好です。
高度近視に関しては、不正乱視が増加して、矯正視力が低下する可能性が示唆されていましたが、実際には矯正視力は変化なく、追尾装置をつけることにより、安全性=Safetyindex(術後矯正視力/術前矯正視力)は追尾装置なし1.001、追尾装置あり1.033と術前より矯正視力が上昇するようになりました。 これは、大きな進歩です。
さらに術後3ヵ月での有効性=Efficacyiex(術後裸眼視力/術前矯正視力)は追尾装置なし0.857、追尾装置あり0.8883、術前の矯正視力以上に裸眼視力をあげることは無理ですが、かなりの症例で術前の矯正視力より裸眼視力が上がる症例があります。 やはり、追尾装置がある方に多いようです。

矯正精度は追尾装置なし、±1D以内97%、追尾装置あり±1D以内1.00%で、矯正精度も追尾装置があると、1.00%予定内に入ります。 角膜中心からの3ミリの高次収差は追尾装置無し0.29→0.168(130%)、あり0.1.03→0.18(124%)、6ミリでは、なし0.146→0.24(147%)、あり0. 5→0. 88(134%)です。
統計的な差は認めませんが、追尾装置が、不正乱視を引き起こす高次収差の減少にも有効であるようです。 夜間視力は1〜6ヵ月で回復我々の日常生活での見え方は、動くものを見たり、薄暗いところで見たりと、コントラストの動かない視標(静止視力)を見るわけではありません。
そこで、日常視を表す指標として動体視力(動くものの見え方)、夜間視力(暗いところでの見え方)、コントラスト感度(白黒縞模様の濃度比の見え方)、グレア難視度(明るいところでの見え方)の検査があります。 動体視力は前後方向の動きを見る検査方法で、時速3キロの速度で視標が近づき、ランドルト環の切れ目がわかった時点の視角を視力値に換算します。
動体視力は、脳の中枢機能の関与がありますが、一般的には乱視の関与が大きいものです。 乱視はメガネやコンタクトレンズでは完全矯正できず、レーシックにより完全な球面になり、動体視力が良くなると思われます。

また術前動体視力0.65、術後1ヵ月0.68、術後6ヵ月0.78、術後1年0.79と、時間が経過するほど改善が強くなり、動体視力は術後6ヵ月でピークに達し、安定すると思われました。 コントラスト視標の動体視力では、1.00%、25%、6%とコントラスト感度が大きいほど、その差が顕著になりました。


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